安野光雅さんの新しい絵本

先日お会いした親しい知人から珍しい絵本をいただいた。
安野光雅作『絵あそび』桑兪という絵本で、初めて見る絵本
だった。
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安野さんと言えば、高名な絵本作家なので、知らない人はいない
だろう。『ふしぎなえ』福音館書店にはじまり、多くの名作絵本
を残しておられる。安野さんの生地津和野には、安野光雅美術館
があり、何年か前に訪問したことがある。
不覚にも知らなかったが、新しく京都府丹後市美浜町の和食とお
菓子で有名な「和久傳の森」の中に、2017年6月「森の中
の家・安野光雅館」が開館されたようだ。
それを記念してなのか、『絵あそび2』が丹後市の桑兪で出版さ
れたのではないかと思う。
新刊は、文字なしの仕掛け絵本だ。1ページを3分割して、他の
ページと積み合わせ、様々な人の服装を変えて、その変化を楽し
む絵本だ。着せ替え人形遊びにも似た絵本だ。この手法で作られ
た絵本は、他にもたくさん出ている。
安野さんの絵本は、派手さはないが、落ち着いた色彩の絵本が多
い。この絵本も落ち着いた色合いで作られている。
実際はどのようになっているか、1例を見てもらう。
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d0340845_15254793.jpg上下の絵を比較して、その手法を見ていただければ、よくわかる。
表紙だけでもかわいいので、書棚に表紙が見えるように置いて楽
しんでいる。
安野さんは、エッシャーの影響を強く受けたといわれるように、
トリックを使った、だまし絵や隠し絵の絵本もたくさんある。
子どもが成長する過程で、必ず出会う『いないいないばあ』も
安野さんの手にかかると、他のものとはかなり異なった仰天の
絵本になっている。
安野光雅作『いないいないばあのえほん』童話屋がそれだ。
1994年の出版の仕掛け絵本だ。
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1ページおきに、両手の形をした1枚の絵が閉じられていて、
その手で、いないいないばあというよりも、手で隠れている
人や動物を当てるような仕組みでできている。本の真ん中で
4本の手が出てくる場面があっ、戸惑うが、きっと本綴じの
都合によるものと思われる。
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d0340845_15253159.jpg上の絵で、おおよそはお分かりかと思われる。当時の『いないいないばあ』
の絵本としては、斬新な発想だった。
昨日は、1か月ぶりに赤ちゃんがやって来た。1歳になって、顔つきも
からだもしっかりしてきた。相変わらず好奇心旺盛で、珍しい物や、気
に入ったものには、果敢に突進していく。声も大きくなって、表現力が
豊になっていることに驚いた。まだ危なっかしいが、歩くこともでき、
外に出ると、靴を履いて立ち歩きを披露してくれた。
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階段などの危険な所は、ママのサポートがいるが、2足歩行ができるよ
うになり、行動範囲も広がった。
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自動車に興味が強く、私のエンジンのかかっていない新車に乗り込んで、
運転する真似など、なかなか堂に入った姿に、頼もしさを感じた。
子どもは、急速に成長する、なれど我が身は劣化の一途をたどるばかり
だ。子どもの成長ぶりを見ていると、かわいいというより、羨ましい。
お土産にいただいた、珍しい草津市の穴村の串団子がおいしかった。扇
子の骨に小さな団子が一杯さしてあって、香ばしい味がなんとも言えな
い。この団子で元気になることにする。
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